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晴耕雨読
 
雨の世界男の子Ver.
 
 


 
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*文章は下記に↓↓
 
ウテン結構◎第9回公演・公演企画書

お疲れ様です。これを書いている現在、2023年の、5月に入りまして、ウテン結構第8回公演『メメントの森』の、本番の月となりました。まあ佳境です。稽古準備等日々頑張っております。淡々と、いつもの通りに、ですが。
こちらは、12月公演の、ウテン結構第9回公演『メトロノームが叫んでる』の企画書になります。半年以上先ですが、すでに役者さんからスケジュールを空けておく、との連絡をいただくこともあり、企画書を提出出来るようにしたいと思い、キーボードに向かっております。
いつものように、ですが、企画書の冒頭にご報告と、少しお手紙を書かせてください(長いです)。つまりこちら、関係者向けの企画書にて、役者さんが出演を考慮する際の材料として、また、所属される事務所へ提出する際のものとしてご活用くださることを、1番目に想定しています。
まず、現在のウテンの状況と、作戦の話です。まず、お知らせとして、長堀らの仲間の、SPIRALMOONさんという劇団から、第6回公演作品の『雨の世界』を上演したいとの依頼が来まして、了承しました。6月です。いつも下北沢『劇』小劇場を拠点としてコンスタントに年2回の公演をしているカンパニーですので、雨さんの作品が、今年、奇しくも演劇の街、下北沢に進出することになりました。さて、ところが、スパイラルさんから重ねての依頼がありまして、女性4人芝居だった『雨の世界』、男性4人バージョンも書いてほしいとのこと。はい、頑張りました。そうしたら、女性4人の方も、台本から想定される年齢層が出演を予定している女優さんの年代と離れすぎているかも、ってことで、年齢層を上げたバージョンも執筆してほしい、とのこと。えー、頑張りました。ここまでで、『メメントの森』の稽古、制作と並行して、ほぼ新作みたいに2本の『雨の世界』を書いてきたことになります。実は、すべて全面改訂しておりまして、同じ会話を男言葉、女言葉に、ってことではなく、どうしても書き換えなくってはいけない設定、場面以外でも、まったく違う話題を話していたり、など、違う戯曲になっております。ただ、さらにスパイラルさんの方でさらに大きく書き直されちゃう可能性高し。でも、舞台美術を作るカンパニーですので、そこのところなど、舞台が楽しみです。つくづく、第2シーズンのスタート作品『雨の世界』という作品は、カンパニーにとって、エポックメイキングな作品だなぁ、と思っています。
さて、ところが、と言いますか、スパイラルさんが6月に雨さんの作品を上演してくれても、5月には『メメントの森』終わってしまうので、なんか、そこからウテンへお客様を引っ張ってくる、ってことも起きないし、んー、ウテンにはメリット少ないなぁ、と思っていました。一方、実は最近、雨さん台本書きすぎてぶっ壊れてしまっていて、なんかずっと台詞書いていて、それが、だんだん形になってきてまして、それには12月の『メトロノームが叫んでる』に使える場面でもなく、なんか、書いている内に、無駄に1本新作が完成しそうになりました。変な話です。『晴耕雨読』ってタイトルなんですが、それを、こちらから提案して、SPIRALMOONの11月(だったはず)の公演に、やりませんか?って提案をしたのです。だってそうすれば、11月のスパイラルの雨さんの『晴耕雨読』公演から、12月のウテンの『メトロノームが叫んでる』に、少しでもお客様を引っ張ってこれるかも、と。そして、ウテン、とうとう赤字ゼロの、黒は無理でも、収支がトントンで終われる公演が実現するかも、なんて思いまして、 ・・・そんなわけで、SPIRALMOONにて、今年6月には『雨の世界』2バージョンと、11月には新作の『晴耕雨読』が掛かります。ちなみに、晴耕雨読、って言葉は、サブテレの赤井さんがある雨の日に、そうツイッターでつぶやいていまして、ああ、それで1本書けるな、って思ったら、本当に書き進んでしまって、実現しそうになったって訳なのです。サブテレを思い出せば分かる通り、あの本の量、つまり、赤井さん読書家なので。
それと、また別の話として、現在計画しているところとしては、6月くらいかな、今年の劇作家協会新人戯曲賞へは、『ストレイシープ』を応募予定です。雑誌のテアトロがやっている新人戯曲賞、こちらは秋くらい、には、『メメントの森』を応募予定です。どちらの賞レースも、上演歴があっても応募できる数少ない戯曲賞なので、まあ、やるだけのことは、何だってやりますって話です。
さて、ここまで、直接『メトロノームが叫んでる』の話題をしてきていませんが、あらためまして、この公演、第2シーズンのラストを飾る作品として、より大切に、強い作品、を創作、上演したいと考えています。SPIRALMOONっていう老舗の他劇団の力を借りて、新しい顧客を得る可能性もあり、公演の成功を期待してるところです。執筆は、実はまだこれからです。現在、この新作を書けるようになる為に勉強も必要で、今月の『メメントの森』が終わったら、頑張ろうとしている段階です。
繰り返しになりますが、ウテン結構、なるべく同じ出演者が継続して出続けることで、カンパニーそのもののファンを育てようと考えて活動をしています。同時に、出演者にとっても、同じ作家の、同じ演出家の、同じ顔ぶれの作品に継続して出演することは、同じお客様が何度か自分を目撃して覚えてくれる機会につながり、自分へのファンを獲得する機会になって行く、と考えていて、出来れば何度か出演してね、って提案をしてきています。今回も、まずは過去のウテン結構出演者へ、心からの願いを込めて、この企画書を送ります。ウテン結構への、又の出演を考えて下されば、大変に嬉しいです。本当に、本当に、本当に頑張りますので。とうとう第9回公演です。正直、ビックリしています。旗揚げの『アリス式海岸不思議岬邂逅』から今回で、5年を越えて6年目へと突入します。本当、ビックリですね。そして、ここが正念場だとも思っています。ウテン結構の未来を占う、試金石のような公演になると思うのです。あらためまして、検討、どうぞよろしくお願いいたします。
1年後、5年後、10年後、自分がどんな地平に立っているかなんて分からないと思うでしょうが、ウテン結構、係わっている人のそういうことに、ちゃんと影響力を持つつもりで力を注いでいます。その時、あなたが立っている場所は、どんな場所でありたいですか?
それと、別の話題ですが、5月、月末、『メメントの森』、ぜひ完成品、本番を観て欲しいですのが、もちろんお仲間は、スケジュール合うのが他の日だけだったり、とか、稽古場に来たりして、ちょっとだけでも垣間見ても良いので、その際には遊びに来てくださいね。もう直前ですが。あっ、5月本番直前には長堀の誕生日とかありますよ(笑) 全員が揃っての稽古とか、まあウテンなんで、ご存じ、意外と少なかったりしますが、是非ぜひ。

ウテン結構 長堀博士 
 

 

 

 

ACCESS

公演会場

六本木ストライプスペース

★☆ いつも同じその場所に行けば「ウテン結構」に会える、をコンセプトに、
2023年は六本木ストライプスペースにて3公演を行います。
〒106-0032
東京都港区六本木
5-10-33ス トライプハウスビル
Tel:03-3405-8108
 
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